要旨:管理者のアプリを一般公開する
以下は管理者がMATLABで開発したMEGIN system (Neuromag System / TRIUX Neo) 用の脳磁図解析アプリだ。管理者のアプリは職場の 上司・橋詰顕先生 のプログラムをベースに勉強して開発したものだ。したがってベースとなる理念に従い、フリーウェアとして一般公開する(2023年5月30日)
For Windows 64-bit: hecmeg_win
For Linux 64-bit: hecmeg_lnx
ダウンロード先は GitHub となっている。ダウンロードの方法は
- リンク先のGitHubリポジトリに移動する
- 画面右上の緑色の”Code”を選択する
- 一番下の”Download ZIP”を選択する
- ダウンロードした.zipファイルを解凍する
それぞれ Windows版 / Linux版 に対応した MATLAB Runtime R2022b (9.13) (ダウンロードフリー)上で動くので、別途ダウンロード・インストールが必要だが、8GB程度のストレージ容量を要する。
Windows版は.exeファイルをダブルクリックすれば起動する。
Linux版は、当該ディレクトリに移動し、まずファイルを右クリックして Properties の Permissions から Allow executing file as program のタブにチェックを入れる必要がある。そしてターミナルから ./run_hecmeg_lnx.sh <deployedMCRroot> args を(例えば、./run_hecmeg_lnx.sh /neuro/data/ns/MATLAB_Runtime/R2022b などと)入力すると起動する。
MEGIN systemの信号情報 の viewer としても使用可能だ。DICOM画像と併せて信号処理を行っていきたい場合、SPM12 を用いた脳の切り出しを強く推奨する。脳の切り出しはアプリによりパフォーマンスにかなり差があるが、1~5分程度で十分に脳を切り出してくれる優れたソフトウェアだ。
注意事項
- 当アプリは管理者個人の研究と解析補助を目的としたものであることに留意されたい
- その使用によって生じるいかなる損害も一切責任を負わない
- 臨床・研究を問わず、正式なレポートは、脳磁図システム附属の正規アプリでの解析を要する
- MEGIN system以外には対応していない
- 管理者が使用するMEGIN systemでしか検証していないので、MEGIN systemであっても別施設でのものには対応していないことが強く予測される。サンプルとなるFIFFファイルを用意してコメント欄などで管理者にコンタクトを取って頂ければ対応するよう努力する
- 個人使用の範囲内なので多くのバグ・エラーが残っていることが強く予測される。コメント欄などで管理者にコンタクトを取って頂ければ対応するよう努力する
履歴
2023年5月30日 Ver.1.00 公開